元超ベテラン受験生が語る司法書士試験

10回目の受験にしてようやく合格した超ベテラン受験生が気まぐれに司法書士試験についてあれこれ語るブログです。

LECのデータリサーチ

LECのデータリサーチから基準点の予想がでました。


私自身参加した訳ではないので、ネットから得た情報になります。


午前:25~26

午後:24


去年とあまり変わらない数字ですね。

去年も確か26-24だった気がします。


ただ、基準点がいくらになっても、択一の逃げ切りラインは、個人的には58問~だと思います。



私は試験直後、予備校の模範解答でざっと確認したくらいで、正確に再現答案を書くことをしませんでした。


というか、恐怖で出来ませんでした。


「どうせ点数わかんないし、てかまだ採点されてないし」と、現実逃避をしてました^_^;


しかし、正式に基準点が発表され、択一逃げ切りとれてる可能性が高くなったときに、ふと、やはり何点ぐらいなのか、が無性に気になり再現答案を書いてみることにしました。


試験から1ヶ月以上経っているので、記憶があやふやなところは出来てないと仮定して書きました。


出来上がった答案を見て、「この出来なら被採点者の半分より下はないはず」と根拠なく思いました。


その時初めて「受かっただろうな」と思いました。

今までは基準点が発表されても「多分ダメだな。記述が上手く見てもらえたら有りかも。」ぐらいだったので、この感覚は初めてでした。



記述の答案再現は凄く精神的にキツい作業です。しかし、受かっているかも?と思ったとたん、突然気になりだすものなので、答え合わせは今はしなくてもよいので、とりあえず記憶が確かな内に(とはいえ、試験から10日経ちそうですが^_^;)覚えている範囲内で全て書き出してみるのもいいかもしれませんね。


しかし、本当に記述の採点はブラックボックスすぎますよね。崩壊してても意外と点数ついてたり、出来たと思っても鬼採点されたり。


法務省も正式な解答出さないし…


とまぁ、愚痴っても仕方ないですね。



西日本では雨の被害が深刻な状態となってますね。心よりお見舞い申し上げます。

本試験後の手応えと点数。

みなさん、こんばんは。ベテベテです。


今日は試験後の手応えと、実際の点数を比較していきたいと思います。


「こんな感覚で合格していったんだな。」ということが少しでも伝われば幸いに思います。

もちろんその感覚は合格者によって違うので、参考程度に。という点で見てもらえたら嬉しいです。



自己採点の結果、択一は午前30・午後27でした。点数的には悪くないけど特別良くもないな、択一で逃げ切るにはあと1問欲しかった。それが正直な感想でした。なのでケアレスミスした1問を非常に悔やみました。


記述は

不動産登記法:枠ズレなし。

原因情報一応書いた。

識別情報を提供できない理由~を全申請書いてない。

連帯債務者の相続の変更の雛形書けてない。その他添付書類ポロポロとミス。


商業登記法:

1欄:公開スルー。よって役員全滅。それ以外はOK。

2欄:解散、清算OK。不登記事項OK。間違いがおよそ5箇所くらい


といった出来映えでした。


自己採点の結果(辛め採点)、不動産登記はミスの累積で10~15点くらい。商業登記は20~25点くらい(役員ミスは-10点とカウントしていた)。


なのでおそらく基準点ギリギリ。よくて基準点+3点(基準37と仮定)くらいだろう、と思ってました。


記述はギリギリだから択一1問分足りない。


そう思ってました。


しかし、周りの反応は意外にも、「いやそれ受かっているでしょ」でした。


LECの根本先生にお会いする機会があり状況を説明しても、「大丈夫でしょう」との回答だったのです。


理由は択一が逃げ切り近くとれていること、記述も間違えた箇所はほとんどの受験生も間違えているので大きく差がつかず、致命傷にまでは至っていないだろう。とのことでした。

ただ、記述で50点は厳しいだろうね。とも言われました。


結果は不動産登記17.5点、商業登記が28点でした。記述トータル45.5点でした。


公開化はやはりみんな出来てなかったので減点が低かったんだと思います。



記述の足きりは、「基準点が何点か」よりも、「被採点者の半分より上」に入っているか。で考えた方が感覚的には合っていると思います。


今年の記述はどうだったか深くわかりませんが、みんな出来てない部分はやはり差がつかないと思って良いと思います。



去年はLECの根本先生が記述の添削サービスを受けた受験生の解答のデータ分析をしてくださり、どこが出来て、どこが出来なかったのかをまとめたデータを出して下さったので、今年もやって下さるようであれば、参考になるかと思います。



さてはて、ギリギリで不合格という地獄を再び味わうのではないかと、恐怖におののいていた自分ですが、だんだん「いや、受かっているでしょ」と思うようになっていきます。


それは次回以降にしましょう。


それではまた。

お疲れ様でした。

平成30年度司法書士試験を受験された皆様、1年間本当にお疲れ様でした。


まずはしっかり休んで下さいね(^^)




さて、みなさん気になるのはこれですよね?



択一の基準点。


主に予備校の講師の方が予想されてますが、1番ニアな数値がでるのがLECのデータだと思います。ドンピシャまではいかないものの、プラマイ1問くらいまでの精度はあると思います。


LECで仮確定→8月に本確定のイメージでいました。


とはいえ、毎日気になりますよね。


私は試験後毎日ブログ村と2ch(現5ch)に張り付いてました。


わかる人いると思うんですけど、何気に試験終わってからの方が、受験前より精神的にキツいんですよね^_^;


あんであそこ間違えたかなー


あの問題とれてたらもしかしたら択一で逃げ切れたかもしれないのに


記述であそこ書いたっけ?書いてないとあの論点も合わせて減点?


ずっと頭の中をグルグルしてました。


特に去年の午前の民法の占有回収の訴えの問題(正当率90%)を思い違いで間違えたときは、自分で自分をぶっ殺してやろうかと思うくらい自分に腹が立ちました。


これからしばらくは、遊んでいてもお酒を飲んでいても試験のことがちらついてしんどいと思います。


これはもう、上手く付き合っていくしかないかな。と思います。仕事している間は良くても、終わったらやはり、考えてしまいますからね^_^;


試験後にどんな過ごし方をしたのかはまた別に書こうかなと思います。




私のほうから基準点の予想はしないでおこうと思います。当たり前のことですが、私は受験していないからです。


よく受験してない人間がその年の試験のことをとやかく言うことがあります(特に過去の合格者が多いです)


今年は簡単だったらしいね、とか、記述この問題なら全部埋めれんとダメでしょとか、悪気はないのですがたまーーーにこういうこという人います。


試験の部分部分を切り取って判断されると無性に腹が立ちます。



なのでもし周りにそんなことを言う人がいても、無視して下さいね。


今年の試験について語っていいのは受験した人達と予備校の関係者だけです。


私を含めそれ以外の人は部外者です。


難しく感じたのなら、それが正しいです。

簡単に感じたのなら、それもまた、正しいです。


どんなに簡単な問題でもあの緊張感で拾うのは大変なんですよね^_^;


なので、もしケアレスミスで失点したとしても過度に自分を責めないで下さい。自分を殺そうなんて思ってはダメです笑


モヤモヤした日々が続きますが、逆にモヤモヤできる点数をとれていることに自信に持って下さいね。


では、また。